越境する知と情熱が、未来を拓く
GENxBORDERは、生成AIの時代における越境型リーダーを育成する実践的なプログラムです。日本と台湾の連携による国際的な視点と、AIを道具として使いこなす力を統合的に育みます。
現代社会は、生成AIの急速な発展、国際秩序の変動、人口動態の変化、多文化共生の進展といった複雑で不確実な時代(VUCA)に突入しています。
この中で、「正解を教える教育」や「一国完結のビジネスモデル」では立ち行かず、問いを立て、越境し、共に学び・創り出す力が求められています。
とりわけ九州は、アジアとの接点という地理的・歴史的優位性を持ち、「世界とつながるローカル」としての可能性を秘めています。
GENxBORDERは、そうした九州の文脈を踏まえ、日台・産学官連携による実践教育として設計されました。
生成AIを活用した業務効率化・新規事業創出を担う人材育成を行います。AIを単なるツールではなく、問いを立て、共創するためのパートナーとして活用する力を養います。
異文化・異分野の混成チームによる越境的共創と循環型リーダーシップの体得を目指します。文化や専門の境界を超えて価値を生み出す実践的経験を提供します。
台湾での現地フィールドワークを通じたグローバルな視座とローカルな実装力の統合を図ります。世界的な視野と地域への実装力の両方を持つリーダーを育成します。
GENxBORDER は以下を掛け合わせた造語です:
つまり、「境界を越えて、問い・対話・創造を重ねる共育の場」であることを象徴しています。
「集まる、繋がる、重ねる、未来がはじまる。」
このスローガンは、GENxBORDERの学びのプロセスそのものを表しています。
このプログラムは、以下のような社会的役割と期待を担います:
イントロ & 共育マインドセット、生成AIとリベラルアーツ思考を学び、問いを立てる力の基礎を築きます。
ChatGPT活用による業務効率化と戦略的業務改革を実践。具体的な改善提案書や業務改革計画書を作成します。
台湾事前学習と現地でのフィールドワークを通じて、国際的視点と課題解決力を養います。
知見の統合とアイデア創出から、ビジネスモデル構築までを行い、チーム提案やビジネス提案書を作成します。
最終プロジェクト設計、最終発表、そして実装設計まで、学びを実社会への循環へとつなげます。
台湾フィールドワークでは、以下の活動を通じて実践的な学びを得ます:
現地でのフィールドワークを通じて、座学だけでは得られない気づきと、国際的な視野を広げる機会を提供します。また、日台の参加者が混合チームで活動することで、異文化協働の実践経験も積みます。
週 | テーマ | 内容 | 成果物 |
---|---|---|---|
1 | イントロ & 共育マインドセット | 異文化理解・問いノート開始 | 動機と問いの共有 |
2 | 生成AIとリベラルアーツ思考 | 哲学的対話・教養形成 | 問いの深化 |
3 | 戦略演習① | ChatGPT活用・業務効率化 | 改善提案書 |
4 | 戦略的業務改革 | プロセス再設計・セキュリティ | 業務改革計画書 |
5 | 台湾事前学習 | 現地課題仮説立案 | 課題ブリーフ案 |
6 | 台湾フィールドワーク | 大学・企業・自治体訪問 | フィールドノート |
7 | 知見の統合 | ブラッシュアップ | チーム提案草案 |
8-9 | 新規事業創出 | アイデア創出→BM構築 | ビジネス提案書 |
10 | 最終プロジェクト設計 | ストーリー構成・資料化 | 最終報告草案 |
11 | 最終発表 | ビジョン共有 | 発表資料・報告書 |
12 | 実装設計 | 循環と継承 | 実装ロードマップ |
観点 | Before AI(AI以前) | After AI(生成AI以後) |
---|---|---|
知識 | 専門性と経験の蓄積による知識保持 | AIを活用した即時情報取得と問いの設計 |
判断 | 経験・直感・過去の成功体験に依存 | データ+直観+AIによる仮説検証型判断 |
役割 | 指示・統率・マネジメント中心 | 対話・共創・翻訳(境界をつなぐ)中心 |
意思決定 | トップダウン/リスク回避型 | ボトムアップ/仮説思考・実験重視型 |
組織観 | 統制型ヒエラルキー組織 | ネットワーク型/自律分散組織 |
• AIを道具として使いこなす「問いの設計者」
• 多様な知と人を結び、意味を翻訳・共創できる「共育の場の演出者」
• 「正しさ」より「意味」を問い直すリーダーシップ
GENxBORDERプログラムで、AI時代の越境リーダーシップを身につけませんか?
私たちと共に、境界を越え、新たな価値を創造する旅に出かけましょう。
お問い合わせ: contact@ktvi.org | https://www.ktvi.org
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